2023年10月7日土曜日

Epiphragma Osten Sacken, 1860とDiscobola Osten Sacken, 1860の違い

Limoniidae(ヒメガガンボ科)の
Epiphragma Osten Sacken, 1860とDiscobola Osten Sacken, 1860の違い
おそらくここに載せた種は 
・Discobola margarita Alexander, 1924 ♂
・Epiphragma (Epiphragma) subinsigne Alexander, 1920 キマダラヒメガガンボ ♂
だろうけど、交尾器を確認してないのでsp.として示します
(交尾器を見なくとも同定できるものなのかはわからないです)

■Epiphragma Osten Sacken, 1860
  • 分類
    • Limoniidae - Limnophilinae(トゲアシヒメガガンボ亜科) - Epiphragma 
      • (Subgenus Epiphragma Osten Sacken, 1860)
  • 形態(一部)
    • 全体図(側面)→図1
    • 各脛節先端に距棘(tibial spurs)をもつ (図2 赤丸)
      • Limnophilinaeの特徴の一つ
        • Conosiaなど例外あり
    • Rs脈は3本(R3, R4, R5)に分かれて翅の縁に達する (図3 黒丸)
      • 同じくLimnophilinaeの特徴
    • c室に横脈が1本ある (図3 赤丸)
      • Epiphragmaの特徴
■Discobola Osten Sacken, 1860
  • 分類
    • Limoniidae - Limoniinae(ヒメガガンボ亜科) - Discobola
  • 形態(一部)
    • 全体図(側面) → 図4
    • 脛節先端に距棘(tibial spurs)をもたない (図5 赤丸)
      • Limoniinae, Chioneinae(クモヒメガガンボ亜科)の特徴の一つ
    • Rs脈は2本(R3+4, R5)に分かれて翅の縁に達する(図6 黒丸)
      • 例外あり
      • Limoniinaeの特徴の一つ
    • cup室は横脈でニ分される(図6 赤丸)
      • Discobolaの特徴

2022年5月14日土曜日

Dziedzickia属メモ

■形態
・単眼は複眼から離れた位置に存在する
・median ocellus有り
・Legs with trichia irregularly arranged along entire length of tibia
・Thorax with laterotergite bare or haired
・Thorax with mediotergite bare
・wing membrane without macrotrichia(のはず)
・Wing vein R1 long, several times as long as crossvein r–m, nearly always ending in distal 1∕3 of wing 
・Sc ending free or in R
・crossvein r-m oblique.
・Wing with point of furcation of posterior fork (M4 and CuA) usually before point of furcation of anterior fork (M1+M2)
・crossvein sc–r, if present, close to apex of vein Sc;
・vein R2+3 present or absent
・vein C produced beyond apex of vein R4+5

2022年2月8日火曜日

冬×キノコバエ上科

メモ的ななにか。
自分自身の経験でも少しは理解しているが
冬には(或いは冬にも)キノコバエ類は多く成虫が野外にいるらしい。
活発に活動している訳では無いよう?

・洞窟の入口付近(たぶん)とか、水路トンネルのような外界との境界線が近いところとかで成虫越冬するExechiiniの民たち。
・網で草木をがさがさしてると採れる色んなキノコバエさんたち。

春は近づいてきているが
まだまだ冬と言えよう。
フィールドに たくさん 行こう!

参考になる文献
・Eberhard Plassmann (1989)
(PDF注意)

・Olavi Kurina (1997)
など

2021年10月1日金曜日

ハエ目×捕食者の餌のおこぼれをもらいにくるやつについて ほんのちょっと

 ・Kleptoparasite(労働寄生/盗み寄生)の一部
捕食者が食ってる餌に集まるハエ目についてちょっとだけ
間違ってたらごめんちょ。 

2020年6月24日水曜日

?Achyrolimonia monacantha (Alexander, 1924)

Limoniidae(ヒメガガンボ科)-Limoniinae(ヒメガガンボ亜科)-Achyrolimonia
北海道,本州,四国,九州
ロシア沿海地方,中国に分布。(昆虫目録 2014 双翅目 第1巻)
日本国内の細かい分布はあまり知らない。

雌の体

雌の頭部

雌の翅

雌の尾部背面

雌の尾部側面



雄の翅(のはず)

雄交尾器背面(未処理)

雄交尾器背面その1(乳酸で処理済み)

雄交尾器背面その2(乳酸で処理済み)

Aedeagus(陰茎)その1

Aedeagus(陰茎)その2

蛹の抜け殻その1

蛹の抜け殻その2

2020/01/05に採集したネンドタケから20個体くらい ?Achyrolimonia monacanthaが出てきました。 2月初旬~中旬辺りにわいわいと。

初めて容器の中をこの子が飛んでいるのを見た時は、びっくりしました。 
当時、キノコ食であるガガンボ類はいるのを知ってはいましたが...。

抜け殻はできる限り回収しました。 比較的大きくて目立つからね。

属までの同定をするときはAfrotropicalのマニュアルや日本産水生昆虫 第二版などを参考にしました。
種の同定はツイッターのパワー
と
Catalogue of the Craneflies of the World
(Diptera, Tipuloidea: Pediciidae, Limoniidae, Cylindrotomidae, Tipulidae)
のパワーを借りて行いました。(Search→Achyrolimoniaで検索)
合っている...はず。

実は交尾器を処理して外部形態を見やすくして観察したのは初めてです。
(クロバネキノコバエ類のあれを除けば...。)
腹部を切り取ってカップ麺に熱湯入れてその中に乳酸と腹部を入れた試験管的なのを入れて...
思っていたよりも上手く観察することができたのでとてもウレシカッタ!

2020年6月19日金曜日

Chloropidae - Oscinellinae sp.? キモグリバエ科 - ナガミャクキモグリバエ亜科の一種?


全体

かお

頭部と胸部背面その1

頭部と胸部背面その2 小楯板の剛毛は4本

翅その1

翅その2 C脈がわずかにM1脈を超えている


・2020/06/07に採集したアセタケ属?のキノコから出てきたハエさん。かっこいい。
成虫を回収したのは2020/06/18.
体長約2mm

・旧北区のマニュアルのAppendixで属まで同定しようとしたけどよくわからず断念。
図は多数あるのだが...。それでもわからなかった。

亜科もあっているかは正直あまり自信がない。 
検索表を見た感じ肩部に2本の長い強い剛毛ではなく、1本の強い剛毛しか生えていないのがナガミャクキモグリバエ亜科の特徴の一つのようだが ちゃんと認識できていない。
2本の長い強い剛毛が生えているのはSiphonellopsinaeの特徴のようだ.
(そもそもキモグリバエ科じゃなかったらどーしよー)

・日本のキモグリバエ科を全体的に調べる上で重要な文献は
- Systematic Study of the Japanese Chloropidae (Diptera), by Kenkichi Karnmiya, 370 pp. 1983 
- 久留米昆蟲研究會の会誌
--- KORASANA,No.83のキモグリバエ科の属の検索表絵図解説(その1)
--- KORASANA,No.84のキモグリバエ科の属の検索表絵図解説(その2) 
の3つがあるようで。
これらの文献があれば正体を掴めるかもしれないので
手に入れなければ...。

・ちなみに、キモグリバエ科がキノコから出てきたという記録は世にいくつかあるようです。
Ševčík, Jan. 2010. “Czech and Slovak Diptera Associated with Fungi,” の56P
等を見ればわかるゾ。
Gaurax属,Tricimba属など。

書籍『世界一やさしい問題解決の授業』

 職場の同僚よりお借りしてさーっと一読したので思ったこととかちょっとだけ。 何か問題を解決するにはどうすればよいか 目標を設定し、達成するにはどうすればよいか 大切なのは小さな要素に細かく分解して対応することが大事!!! というのがよくわかった。 どうせどうせ子ちゃん、評論家くん...