20190922 とある県のとある駅のホームで3個体採集した。
すべて♀かもしれない...。
ネットで簡単に調べてみるだけでGenus Allactoneuraの仲間の可能性が高いとはわかったが、これで終わりにしたら細かい特徴が何もわからないので だめです。
旧北区のマニュアルの検索表を用いた結果、
・翅の幅が広い
・複眼の後方から剛毛(bristle)が生えている
・盾板(scutum)や腹部(abdomen)の毛が倒れている
・翅のR脈(Radial vein)に剛毛(setae)が密に生えている
・脛脚(tibial)に生えている剛毛(setae)がきれいに並んでいない
・単眼(Ocelli)が複眼から離れている
などの特徴から、Allactoneura sp.ということがわかった。
これだけだと大雑把すぎる気がするのでまた追記します
・翅の幅が広い
・複眼の後方から剛毛(bristle)が生えている
・盾板(scutum)や腹部(abdomen)の毛が倒れている
・翅のR脈(Radial vein)に剛毛(setae)が密に生えている
・脛脚(tibial)に生えている剛毛(setae)がきれいに並んでいない
・単眼(Ocelli)が複眼から離れている
などの特徴から、Allactoneura sp.ということがわかった。
これだけだと大雑把すぎる気がするのでまた追記します
Allactoneuraの詳しい何か
①Allactoneuraは現在何種世界で記録されているのか
1−1現在Allactoneuraは
・A.argentosquamosa (Enderlein, 1910) (from Seychelles)
記載文献
The Percy Sladen Trust Expedition to the Indial Ocean in 1905. V. Diptera, Mycetophilidae (1910)
・A.cincta de Meijere,1907 (from Java)
記載文献
Studien über südostasiatische Dipteren. I (1907)
・A.neocaledonica Matile, 1993 (from New Caledonia)
記載文献
Dipteres Mycetophiloidea de Nouvelle-Caledonie. 5. Mycetophilidae Leiinae et Manotinae (1993)
・A. obscurata (Walker, 1865) (from Salawati)
記載文献
Descriptions of some new species of Dipterous insects from the Island of Salwatty, near New Guinea (1865)
・A. papuensis Bechev, 1995 (from Irian Java)
記載文献
A. papuensis spec. nov. from New Guinea (Insecta: Diptera: Mycetophilidae) (1995)
・A. ussuriensis Zaitzev, 1981 (from Ussuri)
記載文献
Composition and systematic position of the genus Allactoneura de Meijeri (Diptera, Mycetophilidae)
・A. veiti Theobald, 1937 (from France)
記載文献
Les insectes fossiles des terrains Oligocénes de France (1937)
・A. akasakana (2005) (from Japan, Tokyo)
記載文献
Fungus gnats, lauxaniid and agromyzid flies (Diptera) of the Imperial Palace, the Akasaka Imperial Gardens and the Tokiwamatsu Imperial Villa, Tokyo. (2005)
の計8種が記録されている模様?
(by Fungus gnat online http://sciaroidea.info/taxonomy/42126) (2019/10/22 25:24閲覧)
1-2
一寸のハエにも五分の大和魂 改の過去ログにて
三枝氏によると、2008年の時点で
シノニムとされているのを除いたら
A.cincta de Meijere,
A.obscurata (Walker),
A.argenteosquamosa (Enderlein),
A.ussuriensis Zeitzev,
A.akasakana Sasakawa
の計6種が記録されていた模様?
http://diptera.jp/usr/local/bin/perl/dipbbs/joyful.cgi
(ワード検索にてAllactoneuraと入力すれば出てきます)
しかし、1-1に書いた種で、1-2に載っていない A.veltiやA.papuensisについては2008以前にはすでに記載されている。 うむむ、一体何が...?
それぞれの種についての特徴はまた後日調べるとす。
三枝氏が一部の種については掲示板にて詳しく記してくださっているのだが、自分で調べたいのである。
③各種の主な特徴
④日本に生息するA.akasakana Sasakawa について
全体 |
翅です 状態は悪いですが...。 |
頭部と胸部 |
脚。 Setaeの生え方がきれいではないことがこの画像から わか...るか...? |
頭部前面。イケメン。 |
頭部横から。 複眼の後方からBristleが生えていること がわか...るね! |
単眼があるということを示したい画像 |
Allactoneuraに関する記事一覧
・Allactoneura. spの幼虫と成虫さん(20191028投稿)
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