DIptera books and articles

※最終更新日[2020/07/27]

双翅目全体を扱っている書籍
・ハエ学―多様な生活と謎を探る 2001
ヤドリバエさん、オドリバエさん...etcetc

・新訂 原色昆虫大図鑑 第 III 巻 2008
双翅目の概説、いろんな双翅目の標本写真。
私は概説部分しか持っていない(印刷)

・日本昆虫目録 双翅目 上下(2014) 
買いましょう

・日本産水生昆虫 第二版: 科・属・種への検索 2018
幼虫が水生の双翅目を知るのに必須の書籍だろう。

・中国動物志 各分類群の巻
ちょっとだけ持ってる。 内容がとても濃ゆい

・中国蠅類(Flies of China)
中国語。 情報は盛り沢山。 英語の検索表などあり。

・The Secret Life of Flies(蠅たちの隠された生活) 2017
環境ごとにどんな双翅目が生息しているのかを紹介したり
医学や法医昆虫学の世界で活躍してるのを紹介したりなんなり...
素晴らしい書籍。 ミツバチシラミバエさんも載ってるぜ!

・Flies: The Natural History & Diversity of Diptera 2012
The Secret Life of Fliesの次に読むと最高の気分になれるであろう
環境ごとにどんな双翅目が生息しているのか(上記と被ってるのは気にしないでくれ)紹介
また、世界中の双翅目を分類群ごとに紹介。 カラー写真超多数。 図鑑としての役割も持っている。
英語が読める方は今すぐ購入して読みましょう。
専門的な知識がなくても読めます。 たぶん。

・A Dipterist's Handbook 2nd Edition 2010
アマチュアの双翅目屋たちが作成した書籍。 良きです。

・Fliegen und Muecken. Beobachtung, Lebensweise 1998
いろんなハエさんの写真が載っている模様。 図鑑的な何か。
未所持。

・Contributions to a manual of palaearctic diptera vol.1~3 and Appendix 1997-2000
いわゆる旧北区のマニュアル。 入手困難
双翅目の深い世界を知るのに大切な書籍の一つであろう
私はvol.1,vol.2(運良く販売しているところを見つけて購入), AppendixのSciaroideaの章(Sciaroideaの章は印刷してもらいました)を持っている。 あと、Tachinidaeの章。
日本の古本屋や様々なオンラインショップを要チェックだ!
(2020/07/27 現在、とあるお方からvol.3,Appendixをお借りしている)

・Manual of Afrotropical Diptera vol.1-vol2 (vol.3-vol.4はまだ未発売) 2017
エチオピア区(旧熱帯区)のマニュアル。 
写真や図はカラー。 濃ゆい。
ちっと前まで無料でPDFで手に入ったのだが、今は手に入らない模様?
成虫、幼虫ともに科までの検索をするとき、この書籍を用いるのが一番いいかもしれない
カラー写真が検索表についてるのでとてもわかりやすい
https://www.nhm.ac.uk/our-science/our-work/biodiversity/manual-afrotropical-diptera.html
上記のサイト先から無料でPDFをダウンロードすることができます

・Manual of Nearctic Diptera 1981-1989
新北区のマニュアル
無料でPDFでたぶん今でも手に入るはず

・Manual of Central American Diptera 2009-2010
未所持 詳細不明

・Die Fliegen der Palaarktischen Region 1930くらい
ドイツ語。 いっぱい巻数がある。 一部は販売されているが、どれも高い
Fungivoridae(現在のMycetophilidae)を含む、BAND Ⅱ-1
のみ持っています

・Key to the insects of Russian Far East. Vol. 6. Diptera and Siphonaptera. Pt1-4?
極東ロシアのやつ。 ロシア語。 私は全てネットで無料で手に入れることができたが、今入手できるのかは知らない Pt1(キノコバエが載っている巻)は手に入るか?

・Czech and Slovak Diptera associated with fungi 2010
チェコとスロバキア のキノコと関連のある双翅目をまとめた書籍。
ネットで無料でPDFで手に入る。
https://www.researchgate.net/publication/268447926_Czech_and_Slovak_Diptera_associated_with_fungi
このURLから。

・палеарктики, связанные с грибами и миксомицетами 1994
(Palaearctic diptera associated with fungi and myxomycetes)
未所持。 ロシア語の模様。
DIpteraと菌類や変形菌との関係を知りたいのであれば必須の文献だと思われる..が。

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双翅目全体に関する文献
...
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各分類群に関する書籍や文献 細かな文献は除く
◯ 長角亜目全体

◯ 短角亜目全体
・A Guide to the Breeding Habits and Immature Stages of Diptera Cyclorrhapha (Entomonograph) 2015
どんな内容かはわからない

◯ユスリカ科(Chironomidae)
・図説 日本のユスリカ 2010
日本のユスリカに関する情報盛り沢山。

◯ガガンボ類(Tipuloidea)
・日本産水生昆虫 第二版に、成虫や幼虫の属までの検索表がある。

◯カ科(Culicidae)
・日本産蚊全種検索図鑑 2019
やばい。

・あなたは嫌いかもしれないけど、とってもおもしろい蚊の話 日本の蚊34種類図鑑付き2019
蚊への愛が詰まった一冊。 著者たちの愛の深さと、蚊自体のことを知ることができるぞ!

・蚊の観察と生態調査 (SCIENCE WATCH) 2013
読みたい 未所持

・蚊の不思議―多様性生物学 2002
未所持 詳細不明

・蚊のはなし ─病気との関わり─ 2017
未所持 詳細不明

・なぜ蚊は人を襲うのか (岩波科学ライブラリー) 2016
未所持 詳細不明

・蚊の博物誌―生態・病気媒介・文化 1995
蚊自体のこと、また、人間との関わりを知ることができるぞ。

◯キノコバエ類(Sciaroidea/Fungus gnats)

・Contributions to a manual of palaearctic diptera AppendixのFamilies of Sciaroidea
この文献は必須だろう。 属までの検索ができる。
新北区の検索表でもある程度(???)はいける模様。

・Handbooks for the Identification of British Insects Mycetophilidae (Bolitophilinae, Ditomyiinae, Diadocidiinae, Keroplatinae, Sciophilinae and Manotinae)
イギリスの。

・Recherches sur la systématique et l'évolution des Keroplatidae (Diptera, Mycetophiloidea)
フランス語。 ツノキノコバエ(Keroplatidae)の専門書。

・Biology and morphology of the immature stages of Mycetophilidae (Diptera, Nematocera) 1937
幼虫の形態がとても詳しく載っている。 生態も。

・Jakovlev, 2012 : Fungal hosts of mycetophilids (Diptera: Sciaroidea excluding Sciaridae): a review

・Jakovlev, J. 2011: Fungus gnats (Diptera: Sciaroidea) associated with dead wood andwood growing fungi: new rearing data from Finland andRussian Karelia and general analysis of known larval microhabitats in Europe.—Entomol. Fennica 22: 157–189.
上記の文献と合わせて、キノコバエ類とキノコとの関わりを知る上では欠かせない文献であろう。

・Fungus gnats in Estonia (Diptera: Bolitophilidae, Keroplatidae, Macroceridae, Ditomyiidae, Diadocidiidae, Mycetophilidae)1998
エストニアのキノコバエ類

◯タマバエ科(Cecidomyiidae)
・原色日本虫えい図鑑

・A Revision of the Japanse Gall Midges : Diptera : Cecidomyiidae 1971
少し内容は古めだが、タマバエを知る上では必須の文献であろう

◯ムシヒキアブ科(Asilidae)
・ムシヒキアブ図鑑 日本
http://www3.kcn.ne.jp/~tgw/

・Field guide to Robberflies of the Netherlands and Belgium
オランダとベルギーのムシヒキアブの生態図鑑。
眺めていて楽しいです。

・Asilidae Homepage
http://www.geller-grimm.de/asilidae.htm
色々載ってるぜ!

◯ハナアブ科(Syrphidae)
・ハナアブの世界
http://syrphidae.a.la9.jp/
「ハナアブの世界」は,300種以上の日本産ハナアブ科標本を収録した「Web版ハナアブ図鑑」です.(HPより)

・ルーペで調べる 身近な縞模様のハナアブの見分け方(1)~(7)
ハナアブを詳しく調べるならこの文献は欲しいところ。
私は一部しか持ってないけど...


○ノミバエ科(Phoridae)
・Scuttle Flies: The Phoridae 1994 R. H. L. Disney
ノミバエを知るならばこの書籍は必須であろう
ノミバエの多様性の大きさはやばい。
属までの検索表あり。
また、 各属 について種まで調べるときどんな文献を 用いればいいのかも紹介している

◯ショウジョウバエ科(Drosophilidae)


◯イエバエ科(Muscidae)
・日本のイエバエ科 2003
内容は英語。
2003年までの日本のイエバエ全種?の標本写真や記載文が載っている。
日本語の種までの検索表はある ...のだが
誤植があったりなんなりで、この書籍だけではイエバエを調べるのは 困難だそう。
某掲示板で誤植のことが言及されている。

・Fauna Japonica:Muscidae
どんな内容かはわからない Muscidaeを調べる ならば必須 とのこと。
未所持

◯ハナバエ科(Anthomyiidae)
・ANTHOMYIIDAE OF JAPAN (DIPTERA) 1974
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/9777
とりあえずこの文献をゲットしよう!

◯ヤドリバエ科(Tachinidae)
・Contributions to a manual of palaearctic dipteraのTachinidae

・ Tachinidae Resources
http://www.nadsdiptera.org/Tach/home.html
ヤドリバエに関するいろいろな情報があります
ここで、世界のヤドリバエのチェックリストや、全属のリストや、旧北区のヤドリバエのホストのリストなどをPDFで入手することができます。

◯Mormotomyiidae
・Rediscovery of the “terrible hairy fly”, Mormotomyia hirsuta Austen (Diptera: Mormotomyiidae), in Eastern Kenya, with Notes on Biology, Natural History, and Genetic Variation of the Ukasi Hill Population 2012


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その他双翅目を知るのに役立つ書籍

・ 新版 日本の有害節足動物 生態と環境変化に伴う変遷 2003
図鑑+解説+有害節足動物たちの詳しい解説
クロバエさんとかイエバエさんとか の写真がたくさん。 クモバエさんやシラミバエさんなんかもなぜか載ってます
他いろんな生物も。

・原色ペストコントロール図説 第V集
なんか色々載ってる。 入手困難 ?
大学の研究室内にありました
未所持

・絵解きで調べる昆虫~環境アセスメント動物調査手法講演会 絵解き検索シリーズ総集編~ 完売
完売されたので入手困難
双翅目の科までの絵解き検索表や、ミギワバエの属までの検索表とか。
未所持

・死体につく虫が犯人を告げる2002
法医昆虫学について知ることができる。 とても読みやすい
この分野でハエさんがどのように活躍してるのかがわかるぞ。

・日本幼虫図鑑 北隆館 1951
双翅目の幼虫が191種ほど載っています
他、マイナーな幼虫載ってます
主要な科までの検索表もあります
モノクロです
内容はとても詳しいです

・アリの巣の生き物図鑑 2013
好蟻性の生物を扱った図鑑。 とてつもなく素晴らしい。

・原色図鑑 野外の毒虫と不快な虫 1995
衛生害虫や不快害虫として のハエさんなどが載っている。 解説は専門的。

・札幌の昆虫 2006
札幌の昆虫の図鑑。 双翅目も結構載っている。 特にハナアブ(Syrphidae)が多い

・Unseen Companions: Big Views of Tiny Creatures 2007
小さな生物をマクロ写真、生物顕微鏡写真、電子顕微鏡写真などで紹介。
写真集的な。
双翅目も載っていて、とてつもなくかっこいい。
表紙の時点でやばい。

・Leafminers of North America 2019
北アメリカのリーフマイナーを扱っている。
すごく内容は濃ゆい。 リーフマイナーの双翅目も盛り沢山。
ここからどぞー

・ Parasitic insects R.R.Askew 1971
寄生性の昆虫の教科書的な書籍。
寄生蜂が一番内容として多いか。 次に双翅目かな
ヤドリバエさん以外にも様々な寄生性の種がいることを知ることができますぞ。
ノミ、 オオサシガメ、トコジラミ、シラミ 等々も載ってます

・Forensic Entomology: The Utility of Arthropods in Legal Investigations, Third Edition
法医昆虫学についての書籍.
法医昆虫学以外のところでも役立ちそうな予感はしてます

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書籍『世界一やさしい問題解決の授業』

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