全体 |
かお |
頭部と胸部背面その1 |
頭部と胸部背面その2 小楯板の剛毛は4本 |
翅その1 |
翅その2 C脈がわずかにM1脈を超えている |
・2020/06/07に採集したアセタケ属?のキノコから出てきたハエさん。かっこいい。
成虫を回収したのは2020/06/18.
体長約2mm
・旧北区のマニュアルのAppendixで属まで同定しようとしたけどよくわからず断念。
図は多数あるのだが...。それでもわからなかった。
亜科もあっているかは正直あまり自信がない。
検索表を見た感じ肩部に2本の長い強い剛毛ではなく、1本の強い剛毛しか生えていないのがナガミャクキモグリバエ亜科の特徴の一つのようだが ちゃんと認識できていない。
2本の長い強い剛毛が生えているのはSiphonellopsinaeの特徴のようだ.
(そもそもキモグリバエ科じゃなかったらどーしよー)
・日本のキモグリバエ科を全体的に調べる上で重要な文献は
- Systematic Study of the Japanese Chloropidae (Diptera), by Kenkichi Karnmiya, 370 pp. 1983
- 久留米昆蟲研究會の会誌
--- KORASANA,No.83のキモグリバエ科の属の検索表絵図解説(その1)
--- KORASANA,No.84のキモグリバエ科の属の検索表絵図解説(その2)
の3つがあるようで。
これらの文献があれば正体を掴めるかもしれないので
手に入れなければ...。
・ちなみに、キモグリバエ科がキノコから出てきたという記録は世にいくつかあるようです。
Ševčík, Jan. 2010. “Czech and Slovak Diptera Associated with Fungi,” の56P
等を見ればわかるゾ。
Gaurax属,Tricimba属など。
0 件のコメント:
コメントを投稿