はい。 毎日投稿するとか言っておきながらすっかり間が空いてしまいました。
反省。 投稿するだけ えらい!
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最近、Switch版の【さくらの雲スカアレットの恋】なるギャルゲーを一通りプレイしたのでその感想をば。
【総評】
Verygood.
BGM良き、イラスト良き、キャラクター良き、世界観良き、話の展開良き。
大正時代の世界観や歴史、まりも、アンティキティラ島の機械、ニホンオオカミ、バウムクーヘン、永久機関(モノポール)、(タマゴテングタケ)といった知識が得られるのもとてもよかった。
【各ルート感想】
タイムスリップ〜関東大震災 まで。
大正時代の世界観いいな〜とか、まりも、アンティキティラ島の機械の話おもしれー!とか、万斎氏アホだが頭良すぎないか、とか加藤大尉の異質さハンパねーとか思いながらプレイしてました。
幽霊屋敷の話のときのメリッサ可愛くて最高だった。
史実とは大きく異なるタイミングでの突然の関東大震災発生にはびっくりしました。 え、これ今後どうなるの? 歪みの修正とやらはどーした? 司未来に帰れるの? と。しかもまさかのルート終了。
タイトルに戻って枝を渡る選択を見たときは あ、なるほど とゲームの方針がなんとなく理解できました。おそらく。多分。
怪盗ヘイストの正体はこの時点ではメリッサではないのかと思ってました。 怪盗ヘイストと対峙したときにメリッサがいなかったこと、所長が金に目が無いことを知っていたこと、ヘイストに近づいたときに独特の香りがしたこと...などより。
次は遠子ルート。 共通?ルートが遠子がヘイストに銃を向けたシーンで終わったので怪盗ヘイストに関する話がメインとなるだろうと思いました。
中森氏が呪いのバイオリンを持ってきたときの遠子の反応、いきなり指輪の依頼を持ちかけたことから遠子とヘイストが繋がってることはバレバレでした。 指輪の件については司とデートしたい気持ちもあったのかもしれないけど。
おデートの時の遠子はひたすらに可愛かった。 うん。
怪盗ヘイストの正体がリーメイ氏とわかった時や、リーメイ氏が過去を語ってたときリーメイ氏の人間スペック高すぎねえか?と何者なの?と気になってました。絵の巧さ、怪盗としての活躍...今後リーメイの過去が詳しく語られたら嬉しいなと。
加藤大尉との繋がりもあったことにもちろん驚き。
歪みの修正や伏線の回収等していくのかなーと思いきやそんなことはなく。
より伏線が増えていった。
・未来からやってきた万斎氏の意味は?
・カネゴンと加藤大尉との繋がり
バウムクーヘン、ランドルフ、永久機関(モノポール)の話。 単純に知識として得られるのが楽しかったです。
中森氏が万斎宅に訪れた時「タマゴテングタケ」が生えてる...と言った時はクソ羨ましいと思ったのと、その名前の登場に興奮してた。 腐った書籍から生えてたのかな。
ブナ科の樹木下に生えるらしいから実際に同じような生え方をすることはないのだろうが。 日本にも生息するらしいが極めて稀らしい。
連との関わりも...好き。
目的地不明の電車に一同集合. 列車ミステリー。 歪みの修正うんぬんどこいった?
アララギ氏の登場シーンが多くて嬉しかった。 今までちょっとしか出てこなかったので単純に。蘭丸と戯れてるシーン好き。
真霧氏とリーメイ氏の過去が知られてよかったです。 絵の巧さは真霧氏と関係があるためだと思っていましたが、今のリーメイ氏があるのも真霧氏の影響だったとは。
真霧氏の有能さが目立ってたと思う。 司とメリッサの軟禁の提案、リーメイ氏の死因特定、所長の語りの真の目的の推察.
一連の殺人事件の犯人が柳楽刑事であることが判明したときはびっくりしました。
正義感あふれるあの刑事が。人間、一度歪むと止まらなくなっちゃうんだなあと。ナリゴンをやってしまった時点でズレが生じたのだろう。
メリッサが司に甘える姿は最高でした。 私服も最高! かわいすぎだろ!
本ルートの最後で桜爛ロマンシア(インスト)をバックとしてメリッサが自身の能力について告白するシーンでは胸がとても熱くなりました。 しかもそのまま最終ルートへ。最高の演出。
所長とイチャイチャ。司の背景判明。加藤大尉との決着.
メリッサの能力フル活用! 歪みを解決しようと一致団結しながら何故か司は秘密裏に柳楽刑事と協力して事件を解決して歪みを広げていく。 単純に今の時代が恋しくなって未来に帰りたくないんだろうなーと思いきや、そんなことはなく。 所長のたまーに見せる鋭い推理により司の背景が判明。 司は平和な時代(令和)ではなく、第三次世界対戦が起きている桜雲なる時代よりやってきた。 別ルートであった司の家族に関する回想、右手の運動その他諸々の伏線回収。 そんな時代に帰りたくないと思うのは至極当然のこと...。
そんな司に上司(or 恋人)?として真摯に向き合い、未来へ帰るよう説得し、未来へ帰る決意をさせたことは印象的でした。 所長かっけぇ...。
各々の依頼人の依頼を一気に解決するシーンもよかったです。 所長できるじゃん。
所長のかっこよさもそうですが、司の闇を解決したあとは可愛さも目立ってました。 ギャップ最高。
最後は加藤大尉との決着。所長のかっこいいシーンナンバーワン。 BGMも最高。
各ルートに散りばめられた伏線が一気に回収される展開には胸が熱くなりました。
万斎×小夜子さんの話がもっとも重要な伏線だとは思いもよらず。
ていうか万斎氏が有能だったのは知ってたけど まさかタイムマシンの理論を先駆けて展開していたほどだとは...
完璧だと思われた加藤大尉が自身の行いによってその存在を消してしまうことになるなんて何か違和感を持ちましたが そんなドアホーな設定も合ってもいいのかなとは思いました。完璧な人間なんていねーってな。
加藤大尉との決着後は所長含めた各人とのお別れシーン。
すべての始まりとなった桜の木の下での所長とのお別れシーン、未来へ帰ったあとのマリィとの出会い、所長からの手紙を読むシーン 感動しました。
スルーされるだろうと思ったカネゴンとのお別れシーンがあったの良かった。
【もっとあったら嬉しかったこと】
- 加藤大尉についての掘り下げ
- 加藤大尉がいる未来の背景、大正時代に来て帝都再建を目論んだ理由等がもっと語られてたらよかったなーと。 それ相応の理由があったのだろうから。
- アララギの登場シーン
- もっと出てほしかった! かわいいから! 好きだから!
- アララギ視点で各枝を渡ってる時の気持ちももっと知りたかったなと。
以上.
なんかうまくかけない。っす。