・Ptychopteridae(コシボソガガンボ科)
平均根の基部前方に前平均根と呼ばれる小突起を持つ
A1脈が無い
・Trichoceridae(ガガンボダマシ科)
単眼を持つ(他の科は持たない)
中胸盾板のV字型溝線は中央部で不完全になる(他の科は完全)
A1脈はとても短く、しばしば先端部が強く湾曲して翅の縁に達する
・Pediciidae(オビヒメガガンボ科)
触角は12~17節
Sc脈先端は翅の前縁に達する
複眼は個眼間刺毛で覆われる
sc-r横脈はRs脈の起点より翅の基部側に位置する
小腮髭は5節で短い
・Limoniidae(ヒメガガンボ科)
触角は13~16節
Sc脈先端は翅の前縁に達する
複眼は無毛
sc-r横脈は通常はSc脈の先端近くに位置する
小腮髭は5節で短い
・Tipulidae(ガガンボ科)
触角は12~14節
Sc脈先端は後方に曲がりR1脈上に終わる
複眼は無毛
小腮髭は5節で末端の節は他の4節を合わせた長さより長い
口吻の先端に鼻状突起を持つ(Dolichopeza属は欠く,他の科も欠く)
・Cylindrotomidae(シリブトガガンボ科)
触角は16節
Sc脈先端はsc-r横脈の直後で消失する
小腮髭は5節で末端の節は他の4節を合わせた長さより短い
・Tanyderidae(ニセヒメガガンボ科)
触角は16節
A1脈が弱く、翅の縁に達しない
R脈が5本に分岐していずれも独立に翅の縁に達している
以上.
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・参考
日本産水生昆虫 第二版: 科・属・種への検索 2018
新訂 原色昆虫大図鑑 第 III 巻 2008
・参考
日本産水生昆虫 第二版: 科・属・種への検索 2018
新訂 原色昆虫大図鑑 第 III 巻 2008
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