北海道,本州,四国,九州
ロシア沿海地方,中国に分布。(昆虫目録 2014 双翅目 第1巻)
日本国内の細かい分布はあまり知らない。
雌の体 |
雌の頭部 |
雌の翅 |
雌の尾部背面 |
雌の尾部側面 |
雄の翅(のはず) |
雄交尾器背面(未処理) |
雄交尾器背面その1(乳酸で処理済み) |
雄交尾器背面その2(乳酸で処理済み) |
Aedeagus(陰茎)その1 |
Aedeagus(陰茎)その2 |
蛹の抜け殻その1 |
蛹の抜け殻その2 |
2020/01/05に採集したネンドタケから20個体くらい ?Achyrolimonia monacanthaが出てきました。 2月初旬~中旬辺りにわいわいと。
初めて容器の中をこの子が飛んでいるのを見た時は、びっくりしました。
当時、キノコ食であるガガンボ類はいるのを知ってはいましたが...。
抜け殻はできる限り回収しました。 比較的大きくて目立つからね。
属までの同定をするときはAfrotropicalのマニュアルや日本産水生昆虫 第二版などを参考にしました。
種の同定はツイッターのパワー
と
Catalogue of the Craneflies of the World
(Diptera, Tipuloidea: Pediciidae, Limoniidae, Cylindrotomidae, Tipulidae)
のパワーを借りて行いました。(Search→Achyrolimoniaで検索)
合っている...はず。
実は交尾器を処理して外部形態を見やすくして観察したのは初めてです。
(クロバネキノコバエ類のあれを除けば...。)
腹部を切り取ってカップ麺に熱湯入れてその中に乳酸と腹部を入れた試験管的なのを入れて...
思っていたよりも上手く観察することができたのでとてもウレシカッタ!
ちなみに...
ヒメガガンボ科の中でキノコ食である子は割といるようです。
ヒメガガンボ科の中でキノコ食である子は割といるようです。
とか
のp7~8
とかが参考になります。
Achyrolimonia属の特徴とか、ヒメガガンボ科の生態などについては今度まとめて新たにブログ書こうかな。
またはページ作るか。
今度っていつだろう。