Ditomyiidae(ケヅメカ科)

○参考となる文献は主にこの二つか。
・THE SYSTEMATICS, PHYLOGENY, AND ZOOGEOGRAPHY OF SYMMERUS WALKER AND AUSTRALOSYMMERUS FREEMAN (DIPTERA: MYCETOPHILIDAE: DITOMYIINAE)
(Donald Douglas Munroe, 1974)

A systematic study of the Mycetophilidae of Japan (Diptera). part 1. A revision of the subfamily Ditomyiinae
(Saigusa, 1973)

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◯Mycetophilidaeのうちの一つの亜科(Ditomyiinae)と扱われること、Ditomyiidaeと科として扱われることがある

◯主な形態的特徴
・翅
R4脈は少なくともR5脈の3分の1の長さがある
Sc脈はとても短く(節片化している?)、若干曲がっていて先端は他のどの脈とも繋がっていない
翅の表面には刺毛(Mactotrichia)が生えている

・前胸後背板
一本または数本、長い剛毛(Setae)が生えている

(Søli, G. E. E., Vockeroth, J. R., Matile, L. (2000) Families of Sciaroidea In Papp, L. & Darvas, B. (eds.) Contributions to a Manual of Palaearctic Diptera. Appendix, 49-92.)より

◯生態
・成虫の活動時間は夕方頃?(私のAsioditomyia観察より)
・幼虫は主に菌食性で、Ditomyia属は胞子を主に食す?
キノコの子実体というか子実層?の表面で生活。糸や粘液を出してシェルターを作ったり胞子を捉えるためのトラップを作ったりする?
関連のあるキノコ(菌類)は朽木(dead wood)に生えるものや樹皮に生えるもの(bark encrusting fungi)か

・Symmerus属は菌糸を主に食す?

Fungal hosts of mycetophilids (Diptera: Sciaroidea excluding Sciaridae): a review
(Jakovlev,2012)を 参考。

◯亜科一覧
???

◯属一覧(参考 Fungus gnat online 2019/11/02 09:42 閲覧)
Asioditomyia
Neocrionisca
Australosymmerus
Calliceratomyia
Celebesomyia
Ditomyia
Nervijuncta
Rhipidita
Symmerus

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