Limoniidae(ヒメガガンボ科)の
Epiphragma Osten Sacken, 1860とDiscobola Osten Sacken, 1860の違い
おそらくここに載せた種は
・Discobola margarita Alexander, 1924 ♂
・Epiphragma (Epiphragma) subinsigne Alexander, 1920 キマダラヒメガガンボ ♂
だろうけど、交尾器を確認してないのでsp.として示します
(交尾器を見なくとも同定できるものなのかはわからないです)
- 分類
- Limoniidae - Limnophilinae(トゲアシヒメガガンボ亜科) - Epiphragma
- (Subgenus Epiphragma Osten Sacken, 1860)
- 形態(一部)
- 全体図(側面)→図1
- 各脛節先端に距棘(tibial spurs)をもつ (図2 赤丸)
- Limnophilinaeの特徴の一つ
- Conosiaなど例外あり
- Rs脈は3本(R3, R4, R5)に分かれて翅の縁に達する (図3 黒丸)
- 同じくLimnophilinaeの特徴
- c室に横脈が1本ある (図3 赤丸)
- Epiphragmaの特徴
■Discobola Osten Sacken, 1860
- 分類
- Limoniidae - Limoniinae(ヒメガガンボ亜科) - Discobola
- 形態(一部)
- 全体図(側面) → 図4
- 脛節先端に距棘(tibial spurs)をもたない (図5 赤丸)
- Limoniinae, Chioneinae(クモヒメガガンボ亜科)の特徴の一つ
- Rs脈は2本(R3+4, R5)に分かれて翅の縁に達する(図6 黒丸)
- 例外あり
- Limoniinaeの特徴の一つ
- cup室は横脈でニ分される(図6 赤丸)
- Discobolaの特徴