2020年4月25日土曜日

交尾器の観察メモ

◆必要な道具
・乳酸(95%くらい?)
・グリセリン
・ユーパラル
・ディセクトディッシュ
・ゲニタリアチューブ
・スライドガラス
・カバーガラス
・カップヌードルなどの容器

◆大きめの子
・ディセクトディッシュ内で解剖・観察
・保管はゲニタリアチューブ。

◆小さめの子
ディセクトディッシュ内で解剖、簡易観察(?)
細かな部分の観察は簡易的にプレパラートを作成して生物顕微鏡で行う
保存は丸山氏考案の針刺しスライド

◆手順的な何か
・カップヌードルなどの容器に煮沸させたお湯を入れる
・試験管に乳酸を適量入れて、その中に検体を入れる
・試験管を容器に入れる
・数分放置する
・容器と試験管を取り出し、検体を取り出す
・検体をグリセリンを適量入れたディセクトディッシュに移す
・ディセクトディッシュ内で観察や解剖などを行う
・小さめの子の場合は、解剖を行った後グリセリンを用いて簡易的なプレパラートを作成し、生物顕微鏡で観察する
  ・観察が終わったらユーパラルを使用して丸山氏考案の針刺しスライドを作成して保存。
・大きめの子は観察が終わったらグリセリンを用いてゲニタリアチューブに保存。

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分類群によっては検体をディセクトディッシュへ移す前に精製水か何かで少し洗う必要があるのかも。
グリセリンってピペットで上手く移せるもんなのかな?
まだ交尾器観察をしたことがないため試行錯誤しましょうね。

◆参考
知られざる双翅目のために [標本作成の道具]
丸山宗利研究室 [針刺しスライド]
一寸のハエにも五分の大和魂 改 [No.7656]
Nitidula [amazing lotion]
ぷてろんワールド [ゲニタリアの解剖方法]
大石 久志, (2016) 20年を振り返って. はなあぶ, 41:136-143
長島 聖大 (2017) 伊丹市のテントウムシ科(コウチュウ目)伊丹市昆虫館研究報告 第5号 
那須義次・広渡俊哉・吉安 裕 編著 (2016) 鱗翅類学入門 第3章 形態観察と解剖

書籍『世界一やさしい問題解決の授業』

 職場の同僚よりお借りしてさーっと一読したので思ったこととかちょっとだけ。 何か問題を解決するにはどうすればよいか 目標を設定し、達成するにはどうすればよいか 大切なのは小さな要素に細かく分解して対応することが大事!!! というのがよくわかった。 どうせどうせ子ちゃん、評論家くん...